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独り歩きするふるさと納税|内容を把握しよう

地方の税収を憂慮した制度

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ふるさとへの恩返し

地方で生まれても、大人になって都会で暮らす人は多くいます。そうなると地方は活気がなくなり、寂れていってしまいます。そればかりではなく、人口が減りますから、納税者も減ることになりますので、税収が減少してしまい、出産や育児、教育、医療といった行政サービスが、ままならなくなってしまいます。従って、大げさに聞こえるかもしれませんが、人口の流出が多ければ、その地方が消滅してしまうことだってありえるのです。しかし、だからといって、都会に行かず、地方に留まれとは言えないものです。都会で暮らす権利は、誰もが有していますから、尊重されるべきであって、制限するなんて以ての外です。この問題を解決しようとして生まれた制度が、ふるさと納税です。ふるさと納税を行えば、都会暮らしはそのままに、ふるさとへ恩返しができるというわけです。

正しい理解

ただ、ふるさと納税は、その名称から、内容を知らなければ勘違いしてしまいがちな制度だと言えます。ふるさと納税は行ったとしても、現在、暮らしている自治体への所得税や住民税の納税を行う必要があります。というのも、ふるさと納税は納税と名乗っていますが、実際には寄付だからです。ただ、ふるさと納税を行うことで、その一部が所得税や住民税から控除されることになります。また、ふるさと納税と言っても、自分のふるさと限定ということではなく、任意で自治体を選ぶことが可能です。ふるさと納税は、自分のふるさとに貢献したいという目的以外に単純に、自治体を応援するという目的もあって創設されたので、任意で自治体を選ぶことも可能なのです。各自治体では、ふるさと納税で集まったお金の使い道をホームページ等で公開しています。